未経験からITエンジニアを目指す場合、会社選びは、なによりも重要です。

転職先はスキルアップや実務経験に大きな影響を及ぼすので、選び方を失敗してしまうと将来受け取れる報酬や安定度がかなり変わってきます。

ITエンジニアとして実務経験を積んでいる人の場合は、万一失敗しても再度転職できるので致命傷というほどではありません。

しかし、未経験でITエンジニアに転職する場合は失敗すると次の会社への転職はかなり厳しくなってしまいます。

そう未経験で転職を失敗するか成功するかで人生が大きく変わってしまうんです。

でも、会社選びが重要なのはわかったけど、未経験で応募できるところは限られているし

どういった会社を選んだらいいのかわからない

ですよね。

そこで、未経験からSEやプログラマといったITエンジニアを目指すときに、

どんな会社に入ればいいのか?
具体的にはどうやって探せばいいのか?

という会社の選び方を解説しますので、記事を参考に納得のできる転職先を見つけてください!

未経験からのIT転職で目指すべき会社

未経験からITエンジニアを目指す場合、どんな会社に入るのがいいかというと、

ずばり、

確実にキャリアアップができる会社

です。これは絶対です!

キャリアアップできる会社がいい理由

キャリアアップできる会社に入ると、将来的に安定できるんです。

未経験からITエンジニアとして転職すると、最初は1~3か月くらい研修になります。(研修がない場合も)

次にプロジェクトに入ってテスト要員とかサーバー監視といった比較的簡単な作業から始めることが多いです。

これが、社員の教育など考えていないような会社だと、ずーっとスキルが上がらないテスト要員やヘルプデスク担当にされることもあります。

プログラムが書けても、SEやPL(プロジェクトリーダー)になれず30代になってもひたすらコードを書くだけだと、プログラムのスキルは上がってもキャリアがあがりません。

ITエンジニアとして生き残るには自分のキャリアを上げるしかない

今の時代だと、入社当時は安定している会社だと思っても全然安心できませんよね。

IT業界は特に変化が激しいので、今は安定していても、数年後、数十年後に業績が悪くなってリストラ、倒産が絶対ないとはいえません。

会社に安定がない以上、頼りになるのは、

自分の技術、経験

だけです。

技術、経験さえ積んでいけば、たとえ今の会社になにかあっても、すぐに別の会社に転職することができます。

IT業界は経験豊富な人材が本当に足りないんです。

僕が採用担当をしたときに、GreenというIT系の転職サイトに登録していましたが、スキルと経験がある人はすぐに企業からの面談希望でいっぱいになっていました。

当然うちの会社のような弱小のベンチャーでは相手にされませんでした。スキルと経験のある人は完全に転職先を選ぶ側ですよ。

そういった引っ張りだこの人材になるためには、

テスト要員⇒プログラマ⇒SE(システムエンジニア)⇒PL(プロジェクトリーダー)

まではキャリアを積みたいです。

プログラマーは、海外の安い労働力をつかって開発することもできるのですがSEやPMはなかなかそうはいきません。

リーダー、マネージャ経験のある人材は本当にどこの企業も欲しいので、次に転職する際には大幅な年収アップも期待できます。

安定企業に入っても、ずっと安定企業とは限らない

もう転職する気がないし、条件がよくて安定した会社に入った方がいいのでは? という人もいると思いますが、それでもキャリアアップは重要です。

今の時点でホワイトな会社が数年後もホワイトである保証はないのですから。

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昔、僕が入社した中小企業は業績も右肩上がりでとても条件のよい、いわゆるホワイト企業でした。

社員もみな仲がよかったので僕は「すごくいい会社に転職できた!」と当時は思っていました。

ところが、ITバブルがやってきて投資話から上場を目指して事業を拡大し始めました。

最初のころは、基盤の事業があったので会社はうまくまわっていましたが、外部からいろいろな人が入ってきて徐々におかしくなってきました。

新しい事業が思ったよりうまくいかなかったこともあって、社員の不満が日増しに増えてきました。そして、ついにITバブルがはじけ、新規事業は完全にだめになり、社内はしらけムードになって次々と離職者がでるようになりました。

入社したころは、スゴイ会社だ、ホワイト企業だとうかれていたいましたが、ちょっとつまずくと一気に社内がおかしくなります。

そういう意味では、何十年も安心できる会社、安定した会社なんて世の中にはないんだなーと思います。

なにせ、東芝やシャープ、旭化成などあれほど有名な大企業でさえ、リストラや倒産騒ぎがおこってしまうのですから...

そういう意味では、未経験から最初に入るIT企業は、確実にスキルアップができる企業を軸に少しでも条件のいい会社を選ぶのがいいと思います。

条件の良いホワイト企業に入社できれば最高ですが、未経験の場合は、なかなか難しいと思うのでなかなか合格できないときの指標として考えておいた方がいいでしょう。

具体的なキャリアアップができる企業の探し方

キャリアアップできる企業はどうやって探すかというと、募集要項、ホームページ、口コミ、面接で随時確認していくしかありません。

募集要項で確認する

転職サイトではざっくりとふるいにかけていきます。
この段階ではキャリアアップできる会社かどうか判断するのは難しいからです。

具体的には、

キャリアップ

というキーワードで検索をかけて探します。

実際に今、リクナビNEXTでWeb系ITエンジニア「キャリアアップ」で検索すると95件の案件が見つかりました。

これらを一つ一つ確認していきます。

例えば、この会社はキャリアップについてこのような説明だけです。

これだと、具体的にどうキャリアアップできるのかよくわかりませんね。

人手が足りないところにまわされて...そのままになりそうな予感です。

別の会社さんだと、下の図のように少し詳しく書いてあります。

このように具体的に書いてあると、実際にキャリアアップ支援をちゃんとやっているのかな?という気持ちになりますよね。

要は求人情報にどのぐらいキャリアアップについて言及されているかということです。実際にやっていないと具体的には書けないですからね。

具体的に書いてあっても本当に運用できているかはわかりません。書くだけはいくらでも書けます。

細かいところは面接で確認していくんです。

面接で突っ込まれて困る会社は、有名無実化してキャリアアップ制度ができていない会社です。

実際に活用できていれば、まってましたとばかりに説明してくれます。だって、それが会社の「売り」なので説明したいんです。

転職エージェントを使う場合は、コンサルタントに未経験からでもキャリアップできる企業を条件の最初に伝えておくことです。

たいていの企業は、募集要項には良いことしかかかないので、その企業が本当にキャリアップ制度があるのか、教育制度がしっかりと機能しているかはわかりません。

キャリアアップ制度を本当に行っているか確認する方法

教育制度やキャリアアップ制度が本当に機能しているかどうかについては、以下の方法で地道に確認していきます。

ホームページを確認する
口コミを確認する
面接で具体的なことを聞く

ホームページで確認する

キャリアアップ制度で自信があれば具体的な方法について必ずホームページ内で言及されています。

ホームページや募集要項で具体的な内容がかかれているのに、実際には現場レベルではやれていないということもあります。嘘をつくつもりではないでしょうが、人手が足りない、仕事が忙しすぎて制度を適切に行使できないということはありえます。

ホームページでは制度があるのかの確認だけで、本当に運用されているかどうかは口コミや面接で確認すればいいでしょう。

口コミサイトで確認する

企業の内情を口コミを確認するには、以下のようなサイトがあります。

口コミサイトは、僕もよく確認しますが結構きちんと書いている人が多いのである程度は参考になると思います。ただ極端に悪く書いたり、よく書いてあったりもするので何件か読んで口コミが信頼できそうか客観的に判断する必要があります。

特に気を付けたいのは、口コミの書かれた日付です。あまりにも古いものだと、今は状況が違っていたりするので、参考にならないことがあります。

しかし、すべての書き込みを、うのみにしてはいけません。その人のいた状況や周りの人間関係、仕事の能力で感じ方が異なるので必ずしもすべての人にあてはまる口コミではないからです。

面接で確認する

キャリアアップの制度が実際に機能しているのか、実績があるのかは面接で質問すると詳しく教えてもらえることがあります。

ここをあいまいに答えるような企業は、あまり機能していないか、制度は作っているが作ってあるだけで活用されていないと思われます。

気を付けたいのがキャリアップや教育制度を「してもらう」前提で話してしまうと

「自分でやる気がないやつだ」
「会社に任せきりなのかな」

というマイナスの印象を持たれてしまいます。

面接で確認する場合は、スキルアップの努力は自分でもしっかりやるが、キャリアを上げて成長して会社に貢献したいというスタンスにしたほうがいいでしょう。

具体的な面接での確認方法

面接で確認しておきたいのは、研修終了後にどのように実務に入るかという会社の方針です。研修の内容自体はあまり重要ではありません。

正直にいって、研修より実務での経験の方が何倍もスキルも経験もつくからです。

ITエンジニアは転職市場では、あくまでも実務経験が重要で自分でいくら独学、研修を受けても企業の評価は低いのです。

面接において、キャリアアップできそうだなと思われるのは

「まずは先輩2人についてOJTで既存のプロジェクトに参加してもらう」
「社内の開発案件でテスターとして参加しなれてきたら、デバッグ、少しづつコーディングをしてもらう予定」

など具体的な内容を教えてくれる会社です。そういう会社だと、あなたの頑張り次第ですが、キャリアアップができる可能性が高いです。

逆に、キャリアップできるかという質問への回答が「本人の適正にあった案件を...」「開発案件が多くあるので入社後に相談して...」のようにあいまいな返答だとkキャリアアップできるか怪しいです。

最悪の場合、開発現場にまわされずに、ヘルプデスク、サーバー保守、監視要員などのキャリアアップにならない場所に配属されることもあるので注意した方がいいでしょう。

未経験可の案件情報が多い転職サイト

未経験で転職活動を行う際に転職サイトを主に活動する人は、ITエンジニアの案件を多く持つ転職サイトには一通り目を通しておいた方がいいです。

サイトによって大手が強い、ベンチャーが強いなど特徴があるので一つのサイトだけを見るのでは、自分の条件にあった良い案件を見逃してしまいます。

人材採用に積極的な企業は何社かの転職サイトに登録しますが、コストがかかるので普通の企業ではいろいろな転職サイトに登録しないためです。

未経験可の案件が豊富な転職サイトとしては、@type、リクナビNext、DODA、Greenなど。この中でも特に@typeはIT系専門なのでIT系の案件が豊富です。

特に首都圏のIT企業に強いので首都圏での転職を考えている人はまっさきに登録しておいた方がいいですね。

情報量の多さではリクナビも必ず使いたい転職サイトです。@typeとかぶっていない案件も多いので、転職サイトはいろいろなところを見比べたほうがよい求人をさがせます。

登録しなくとも案件は見れるので、とりあえずすべての転職サイトに目は通しておきましょう。

@Type
リクナビNEXT
DODA
Green

最初はどこもよく見えたり、どこも悪く見えたりしますが、いろいろな案件を見ていると比較できるので見るべきポイントがわかってきます。

ITエンジニア未経験者におすすめの転職サイトについては以下の記事でも解説しています。

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